変化をチャンスに変える好機
新たな感染症で、ニューノーマルと言われていますが、それは空間の提供者、利用者、素材提供者すべてに変革を迫っています。
調光フィルム・ガラスの主要な用途は下記のようなものです
- 窓のブラインド、カーテン・・・・・・・何かと邪魔、なければスッキリ
- 強い日差しを防ぎたい・・・・・・・・・カーテンでは暗い、適度な明るさを
- 応接、会議室・・・・・・・・・・・・・不透明・透明で密室、オープンを切り替え
- ホテルのバスルーム・・・・・・・・・・開放感とプライバシーをコントロール
- 道路に面した大きな窓など・・・・・・・静止画、動画で広告スクリーンに
- 店舗の窓やショーウィンドウ・・・・・・通常は透明で店舗内アピール
- デジタルサイネージスクリーン・・・・・静止画、動画の広告表示に
拡大する用途
After/Withコロナの対策として内装・空間環境での活用が検討されています。
可視化(必要な時にはいつでも見通せる)とプライバシーの瞬時に切り替え
さらに・・「飛沫防止」対策のためにパーティション需要は急拡大・・・そこへも適用
- 公共機関、医療機関、教育機関、介護施設、工場、オフィス、ショッピングセンター、アミューズメント施設、スポーツジムなど
新たなメディ媒体としてのニーズ
デジタルサイネージが普及する中で、新たなメディア媒体として注目されています。
特別なデジタルサイネージを設置するのではなく、窓ガラス、ショーウィンドウ、ショッピングモールの外壁、地下鉄の防護柵など必要設備に調光フィルムを利用すればそのまま広告媒体として使え、メッセージボードとしても利用可能となります。
環境対策にも!
米国エネルギー省(NREL)国立再生エネルギー研究所の試算によると、建物全体にPDLC調光フィルムを使用すると、その建物の総エネルギー消費量の8%を削減できると発表しています。
中国国内に設置されている建築用ガラス120億㎡の、50%に調光フィルムが設置されると180億Kwhの電力の削減が可能と試算されており、これは700万tの石炭量に相当し、これによってCO2が1800万t、二酸化硫黄50万tの削減が可能となります。